人生を変えた本たち。

 私の人生は、本を抜きに語れません。
 面倒くさいので、きちんと数えた事はないのですが、年間で100冊くらいの小説を読み捨てているような気が…。
 ということで、「この本を読んで人生が変わったぜ!」という本を、5冊ほどピックアップしてみました。
 フランス人の偉い人が「食べている物を見れば、どういう人間か分かる」とおっしゃったらしいですが。
 本についても、きっと同じ事が言えるはず。

 
 +小学校時代
 小学生の時から、「子供向けの絵本はすぐに読み終わってしまうから」という理由で小説を与えられていた私。
 人生初の小説が、この本でした。
 
 シャーロック・ホームズ傑作選 (集英社文庫)
 
 そして、この本のせいで、私の読書傾向は推理小説方面へと大きく傾いたのでした。

 
 +中学校時代
 小学校からはまった、推理小説をひたすら読破。
 主に、アガサ・クリスティを読んでいました。
 そんな中、学校の図書室で何となく借りて、見事にはまってしまったのがルパンシリーズw
 ルパン、格好いいっす。
 はまぞうで検索したら、本の画像がなかったので、リンクは省略します。
 

 +高校時代
 そろそろ、クリスティにも飽きてきた頃です。
 そこで私が新たに見つけたのが、エラリー・クイーンでした。
 国名シリーズギザクオリティタカス。ついでに、エラリーパパカワユス。
 
 ローマ帽子の謎 (創元推理文庫 104-5)
 
 島田荘司さんを読み始めたのも、この頃ですね。


 +大学時代
 大学時代は、私の価値観を大きく揺るがす出逢いがありました。
 森博嗣さんの『すべてがFになる』です。
 
 すべてがFになる (講談社文庫)
 
 友達から、面白いよ、という話は何となく聞いていたのですが、実際に自分で読んでみると、何というか…。
 とにかく、凄い!
 こんなミステリィが世の中にあったのか…と目から鱗が落ちましたです、はい。

 ついでに、もう一つ。
 この本で勉強して優を取ったおかげで、刑法が大好きになってしまいました。
 
 演習刑法
 
 木村光江先生の解説が、非常にわかりやすいです。
 お陰様で、大学時代の後半はひたすら刑法漬けに。
 警察に入るのならばともかく、社会に出てもほとんど役に立たないだろう、刑法は(怒)
 などと思いつつ、ひたすら勉強していました。
 だって、理論がとっても綺麗なんだもの…。
 現在の仕事に全く役立っていないことは、言うまでもありません。