2006-12-01から1ヶ月間の記事一覧

『溺れる人魚』

ご存じ、島田荘司氏の比較的新しい作品。 彼は、今年、妙に精力的に作品を発表していますね。 デビュー○周年とかでしたっけ?←無関心w 島田荘司氏の作品は、最近の物は最近を舞台に書いているため、御手洗さんは外国にいます。 こういう、御手洗さんと石岡…

 『北斎殺人事件』

『写楽殺人事件』に次ぐ、浮世絵シリーズ←と勝手に決めて良いのか? 今度は、北斎の正体に迫ります。 高橋克彦氏はアートミステリィを書かせたら上手いすなぁ、上手いすよぅ。 私は美術には疎いのでよく分からないのですが、写楽の正体が○○だとか、北斎の正…

『びっくり館の殺人』

ご存じ、綾辻行人氏の館シリーズ最新刊にして、子どものためのミステリーランドのうちの1冊でございます。 ミステリーランドは、装丁が豪華なので、自分では買えませんが、図書館で借りてはやみねかおる氏の作品と高田崇史氏の作品は読みました。 内容の是…

 『親不孝通りディテクティブ』

北森鴻さんの作品。 博多を舞台にした、ハードボイルドです。 彼の作品は、食べ物が美味しそうだから好きです←そればっかり。博多弁って、面白いですね。

 『天の岩屋戸の研究』

田中啓文氏の民俗学SF(としか私には思えない)。 市立田中喜八学園の民俗学研究会の学生達が、学校の近くにある常世の森の謎に立ち向かう、みたいな感じのストーリィだと思うのですが。 私がこの本を読むのは、たぶん食べ物が美味しそうだからです。一応…

『フラッタ・リンツ・ライフ』

私の敬愛する作家、といっても過言ではないかも知れない、森博嗣さんの作品。 実はこの本、9月の末に予約していて、そのときの予約順位が3位くらいだったのに、なかなか本が回ってこなくて、もう読めないかも知れない、と半ば諦めかけていたのです。 とこ…

 『龍臥亭幻想(上)(下)』

「御手洗潔と吉敷竹史の競演」に惹かれて借りてしまいました。 島田荘司氏の作品です。 『龍臥亭事件』から8年後、また「龍臥亭」で事件が起きるらしいです。 前の作品は、一応よんだものの、大筋はほとんど忘れていますが(爆) とりあえず、読み進んでい…

『カンニング少女』

黒田研二氏作。 ミステリィではないものの、カンニングを題材にした、青春ストーリーです。 高校3年生である主人公の少女は、姉の死の謎を解くため、突如として自分の学力より遙かに偏差値の高い大学を目指すことになりました。 もちろん、正攻法で勉強して…

『写楽殺人事件』

アートミステリィを得意とする、高橋克彦氏の作品。 彼については、大学の図書館でたまたま『ゴッホ殺人事件』を読んで、それがなかなかに面白く、それ以来注目していた作家さんです。 この本の他にも、『春信殺人事件』も読みました。 感想を一言でいうと、…

『探偵は今夜も憂鬱』

樋口有介氏による草平ちゃんシリーズ第3弾。 前2作が長編だったのに対し、今度は短編集(といっても中編くらいの長さか?)。 相変わらず、草平ちゃんはハードボイルドで、キザで、女性に惚れっぽい。 以上。

住基ネットで違憲判決を出した裁判官が自殺……?

今日、新聞各社に、こんな記事が出ていますね。 大阪高裁判事が自殺、3日前に住基ネット違憲判決 3日午前9時5分ごろ、大阪高裁部総括判事の竹中省吾裁判官(64)が兵庫県宝塚市山本台の自宅2階の書斎で、首をつっているのを妻(59)が見つけ、11…

『ミッキーマウスの憂鬱』

松岡圭祐氏の作品。 彼といえば、何はともあれ「催眠シリーズ」と「千里眼シリーズ」です。 私も、これらは面白く拝読させていただいておりますが。 この作品は、ノンシリーズで、しかも舞台がディズニーランド! そうです。 夢の王国ですよ、奥さん!! 主…

 『QED 神器封殺』

高田崇史氏の「QEDシリーズ」。 前作「熊野の残照」に引き続き、和歌山を舞台に、今度は三種の神器についての深〜い考察が繰り広げられます。 この作品には、一部に熱烈なファンがいるという御名形史紋くんが登場する、というので、かなり期待して読んで…