『QED 神器封殺』

QED 神器封殺 (講談社ノベルス)

高田崇史氏の「QEDシリーズ」。
前作「熊野の残照」に引き続き、和歌山を舞台に、今度は三種の神器についての深〜い考察が繰り広げられます。
この作品には、一部に熱烈なファンがいるという御名形史紋くんが登場する、というので、かなり期待して読んでいたのですが……。
彼については、ちょっと期待はずれだったかも。
私は、御手洗潔級のエキセントリックな人物を期待していたのに、全然普通じゃん。
やはり、御手洗さんくらいの大人物は、小説の中といえども、そうそう現れない、ということだろうか。