災害とダイエットの関係について

うちの職場では珍しく、午後から他市への出張があったのですが、約束の時間までけっこうな待ち時間があったので、通り道(?)にある防災PR施設へ寄り道することに。
まあ、いわゆる地震体験や、煙が充満する部屋の中を避難する体験ができたりする市営の施設(もちろん無料)です。
同僚と2人で行ったのですが、一応出張なので、2人ともスーツ姿な訳です。

入った瞬間、職員さんに「何かの視察ですか?」と聞かれる我々。
いや、視察だったら、ちゃんと連絡入れてアポ取って行きます。
苦笑いで、「全然違います」と答えるしかありません。

施設に入ると、いきなり防災に関するガイダンスビデオを強制的に見せられ、その後、体験コーナーへ進みます。
我々はとりあえず、地震体験をやってみました。
有名どころの地震をいくつか体験できます。
北海道南西沖地震→最大震度はそうでもないが、とにかく揺れている時間が長い。ちなみに私は、この地震が起きたとき目を覚まさずに眠りこけていた。
新潟中越地震→直下型なのか、初期微動もほとんどなく、いきなりもの凄い揺れ。とにかく怖い。
阪神大震災→同じく直下型なので、いきなりもの凄く揺れる。たぶん私はタンスの下敷きになって死ぬと思う。
どの地震も、かなり強烈な揺れでした。地震は本当に恐ろしいです。


続いて、煙の中を逃げる体験が出来るコーナーへ。
こちらは、ご丁寧にドアがいくつもあって、中には鍵が掛かっていて開かないものもあり、ちょっとした迷路みたいになっています。また、逃げる姿勢が高すぎるとブザーが鳴るとのこと。
ダミーの煙が充満したところを見計らい、セットに入りました。
ほとんど迷わず普通に脱出できましたが、煙がバニラの匂いだったのが印象的。
本物の煙だったら、そんな脳天気なこと言ってられませんね。


最後に、避難用具の説明をしてもらいました。
避難はしごやら、螺旋状の滑り台やら、色々とあります。
何か体験してみますか?と言われ、同僚がノリノリで緩降機に挑戦することに。
緩降機というのは、高い所から飛び降りるときに、スピードが出ないようゆっくりと降ろしてくれる機械です。
こんなの↓
http://www.oriro.co.jp/products/kankoki/index.html
ちょっとしたバンジージャンプ気分を味わえます。けっこう怖いです。
降りるスピードはかなりゆっくりですが。
早速セットして貰い、特にためらいもなく飛び降りる同僚。
私は一度辞退しましたが、高いところは嫌いではないので、結局挑戦することに。
高さは2階半くらいとのことでしたが、上から見るとかなりの恐怖を感じました。しかし、覚悟を決めて飛び降りてしまえば、かなりゆっくり降ろしてくれるので、特に怖くはありません。
10階までは使えるとのことですが、普通の神経の持ち主であれば怖くて飛び降りれないのでは?というのが素直な感想。
まあ、後ろから炎が迫っている等の特殊事情があれば別でしょうが。
ちなみに、螺旋状の滑り台も、緩降機も、体重が100キロ以上の人には使用できないとのことでした。

結論:有事に供えて普段からダイエットをしておくことが大事である、ということですね。