『風の海 迷宮の岸(上)(下)』

小野不由実さんによる、「十二国記」シリーズ第2作目。
またまた図書館からの借り物で、1作目は貸し出し中だったため、残念ながら読めず。
私のシリーズものは最初から読むという信念はどこに行ったw?


しかし、この「十二国記」シリーズ、物語の舞台・登場人物はかぶっているものの、それぞれの作品が1話で完結している、とのことなので、途中から読んでも特に問題はないでしょう(と信じたい)。

自分でいうのも何ですが、私は普段は非常に現実的な人間ですが、こういうファンタジックなものはけっこう好きだったりします。
宮部みゆきさんの『ドリームバスター』とか『ブレイブ・ストーリー』とか、藤本ひとみさんの某異世界ファンタジーとか。
SFも、ものによっては好きです*1
そんな人間なので、本作もとても楽しく読めました。
非常に読みやすいし。
小野不由実さんというと、『屍鬼』のイメージが強かったので*2、少々読みづらいかな、と心配していたのですが、杞憂だったようです。
このまま、シリーズを読み進んでみます。

*1:コニー・ウィリスの『犬は勘定に入れません』とアシモフの『鋼鉄都市』並びに星新一さんの作品はお勧め

*2:屍鬼」もとても面白いですが、重すぎ