初めて総務省の人と話してしまった……

数日前、一本の電話が掛かってきました。
どうせ、議員さんからの問い合わせとか市民からの問い合わせとかマスコミからの問い合わせだろう、と思い、軽い気持ちで電話を取ると……。

「私、総務省○○課の△△と申します。ちょっとお尋ねしたい事があるのですが……」

え?
今、総務省って言った?
何故、こんな基礎自治体総務省から電話が……?
頭の中に?マークが飛び交う私。

ここで、事情を知らない方向けに軽く説明しますと、基本的に、市町村の平常業務では、総務省から直接電話が掛かってくることはありません。
大抵の照会ものは、都道府県が間に入って、各市町村のデータを取りまとめ、総務省に報告します。
従って、総務省と市町村が直接やり取りすることは、ほとんどない訳で……。*1
実際、私も総務省からの電話を受けたのは初めてでした。

異常事態に頭の中がパニクる私。
だって、総務省の中の人といえば、国家一種ですよ!*2
キャリアですよ!
雲の上の人ですよ!!
しかし、動揺している私に気づく訳もなく、電話を掛けてきた理由を蕩々と述べる総務省○○課の△△氏。
その口調が、まさしく立て板に水って感じで、「こっちは忙しい中わざわざ電話を掛けて聞いてやってるんだから、くれぐれも聞き返したりするなよ!」と暗に言っているように聞こえてしまいます。*3
どうやら、うちの自治体の某制度の運用が、法令上仕方のない理由で非効率的になっていることについて、ある先生*4から質問があった模様。
それにしても、その先生、何故うちのような田舎の自治体を気に掛けてくださるのか……。*5
どうも、うちの市議さんの中で、中央にパイプを持っている方がいて、そこから情報が漏れた(!)みたいですが。


結局、私のような下っ端では分からない質問内容だったので、上司に押しつけました。
うん、それが一番だ!


それにしても……。
最近、平和な生活を送っていただけに、久々に心拍数が上がりました。
総務省の方は、市町村職員の健康維持のため、できるだけ都道府県を介してご質問をしてくださいますよう、よろしくお願い致しますm(_ _)m
まあ、普通は都道府県を通しますよね。
今回のがレアケースでしょう。

*1:たまに、法改正等に絡んで、都道府県に問い合わせて埒があかないと、直接国に問い合わせる猛者もいるみたいですが

*2:必ずしも国家一種合格者とは限らない

*3:実際はとても丁寧な話し方でしたが、そういう電波を受信してしまいました……

*4:先生というと学者さんを想像してしまうが、たぶん国会議員

*5:はっきり言ってありがた迷惑ry