ドラマ「メイちゃんの執事」を見た

久しぶりに、ドラマを真剣に見たと思います。
何しろ、『メイちゃんの執事』の作者である宮城理子さんは、10年くらい前から好きな漫画家なのです。
絵がとても可愛いです。
彼女の『花になれっ!』というマンガは、未だに全巻持っています。*1

しかし、最近は少女漫画からすっかり遠ざかってしまっているので、原作は未読です。
一応、wikipediaで予習したのですが、設定もけっこう変えている模様。


メイちゃんの執事 wikipedia


民放のドラマだから、仕方がないのか……。


ドラマを見た感想としては、

執事いいよ執事

の一言に尽きますね。

何しろ、黒服で常に冷静沈着でしれっとした顔をして何でもこなし、たまにウィットに富んだ受け答えをしてくれるのですから。
執事、最高です。
できれば若人ではなく、白髪のダンディなおじいさんがいいです。
私の中の理想の執事は、森博嗣さんのS&Mシリーズ*2に出てくる諏訪野なので*3
たまに少し乱暴な言葉遣いをしたら、
「お嬢様、そのような言葉遣いは如何なものかと存じます」
などと、穏やかにたしなめられてみたいです。*4
ああ、執事を雇える身分になってみたい……。


などと妄想しつつ、ため息をつきながら鑑賞していました。


それにしても、執事の黒服の威力は絶大ですね。
正直言って、水島ヒロはそんなに好きな顔ではないのですが*5、あの服を着るだけで少なくとも5割増しです。
執事補正最強!
今の私には、ただのイケメンよりも執事服のフツメンの方が格好良く見えるような気がします。
基本的に、軍服とかスーツとか、制服系に弱い私です*6
たまには、男子の黒髪も良いですね。
執事の黒服に、茶髪とロン毛は似合いません。


ああ、原作を読んでみたい!
でも収納場所がない!
ということで、しばらく悩みそうです。*7

*1:これは、『金田一少年の事件簿』と『Harlem Beat』に並ぶ偉業。

*2:メフィスト賞受賞作『すべてがFになる』から始まる全10作のシリーズ。

*3:シリーズ主役の西之園萌絵嬢というスーパーお嬢様に仕える執事。物腰穏やかなおじいちゃん。

*4:実際に西之園萌絵嬢が諏訪野に言葉遣いをたしなめられるシーンがあったと思います。

*5:大きなお世話である。

*6:某大佐とか楡様とか。黒髪にも弱い気がする。

*7:最近、欲しい本を買うのにためらう最大の理由は、お金ではなく収納場所だったりします。本読み共通の悩みですね。