『書店はタイムマシーン 桜庭一樹読書日記』
- 作者: 桜庭一樹
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/10
- メディア: 単行本
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2007年3月から2008年2月までの桜庭さんの読書生活を綴った、読書日記の続きです。
『赤朽葉家の伝説』が日本推理作家協会賞を受賞したり、『私の男』が直木賞を受賞したりと、かなり大きなイベントが多かった時期だったようです。
それでも、彼女はひたすら本を読みます。
今回は特に、英米の翻訳小説が多かったような……。
私も密かに読みたい、と思っていたジーヴズシリーズ*1を彼女も読んでいて、少しだけテンションが上がりました。
あと、「読んでも読んでも終わらない」と評判の小説*2が出てくるのですが、読書魔の桜庭さんが読んでも足かけ3日くらい掛かっていて、俄然興味を引かれてしまいました。
完璧に、怖い物見たさですが。
読んでも読んでも終わらないなんて、本読み人にしたら、大変な恐怖ですよw
最近、桜庭さんの読書日記を読んで、翻訳小説を読まないのは人生損してるかも……と思うようになりました。
特に、南米文学とか*3。
何故か、純文と呼ばれる類のものにはアレルギーがあるのですが、少し頑張ってみるか!
というわけで、今年の課題図書はガルシア・マルケスの『百年の孤独』とサマセット・モームの『月と六ペンス』にいたします。
ちなみに、去年の課題図書は古川日出男の『アラビアの夜の種族』で、クリア済。
あと、古典SFにも手を出したいところですね。
とりあえず、アシモフの『はだかの太陽』の続編は読みたいなぁ。
あと、ハインライン!
『夏への扉』がとっても面白かったので。