『気分は名探偵』

本格ミステリィらしく、犯人を当ててみよう、という趣向のアンソロジーです。
元々は、新聞か雑誌に連載されていたものをまとめたみたいです。
何故、私がこの本を図書館から借りたか、といいますと。

貫井徳郎さんの作品に
吉祥院先輩が出ているから
なのですw

『被害者は誰?』という本に登場する探偵さんなのですが、眉目秀麗・頭脳明晰にしてベストセラー作家で俺様、という、まさに私の理想を絵に描いたような(以下略)

単なる俺様好きだろ、と言われれば、それまでなのですがね。

他にも、我孫子武丸さんとか、霧舎巧さんとか、かなり豪華な有名どころばかりが書いていたので、とりあえず借りてみた訳です。
内容は、可もなく不可もなく、といったところでしょうか。


どうでもいいですが、私はどうしても有栖川有栖川の火村助教授と法月倫太郎に萌えられないのがちょっとした悩みだったりします(え?)
有栖川有栖の方は、原因が分かるような気がしないでもないですが。*1
月氏の方はどうしてなのでしょう?
エラリー・クイーン*2は大好きで、リチャード警視*3やジューナ*4にまで萌え萌えなのに。
不思議です。

*1:どうしても著者近影を思い浮かべてしまうのです。

*2:月氏は、明らかにこの有名なシリーズと同じ設定(父警察、息子推理小説家で作家名と同名)を使っていますよね。

*3:エラリーの父親ですね。

*4:クイーン家で面倒を見ているジプシーの少年です。