『闇を見つめて』

闇を見つめて (創元推理文庫)

闇を見つめて (創元推理文庫)

ジル・チャーチルさんによるグレイスアンドフェイヴァーシリーズ第3作目。
大恐慌直後の時代を舞台に、10年間大叔父の残した屋敷に住むことを遺産相続の条件とされた兄妹のお話です。
今回は、兄が使われなくなった氷貯蔵庫の中でミイラ化した遺体を発見し、妹が婦人会の集まりで殺人事件に巻き込まれます。

この人の作品は、はずれがないし、読んでいてほっとするものが多いです。
さすがコージィ。
殺人事件が必ず起こるけれど、和みたいとき読むのにピッタリですね。
図書館で借りて読んだのですが、次作も去年の11月に出ているみたいだし、全部買おうかな……。